〇登山道マップ
〇登山口駐車場
笠形山登山用駐車場として設置しております。ここに車を置いて笠形山登山スタート。
今回はゆっくりと笠形神社コースから登ります。道をはさんで公民館があり、お手洗いは開放されています。
仙人滝コースを登られる方は、ここをご利用下さい。
〇登山口
笠形神社コースの登山口です。笠形神社の大鳥居が目印です。下山も笠形神社コースの方はここに車をおいて登られるのが便利です。
鹿が村に侵入するので、登山口の扉は閉めて登って下さいね。
地元の方が管理されているお手洗いがありますのでご利用下さい。
〇笠形寺
笠形寺は法道仙人によって開かれたと伝えられ、1,300年以上の歴史を持つ古刹です。
境内にそびえたつのは、県の天然記念物に指定されている「コウヤマキ」です。根回りは9m弱、樹高20m、樹齢は450年と推定されています。
道をはさんで反対側に建てられているのは「蔵王堂」です。ここには、仏像や鬼面など貴重な文化財が祀られています。
〇笠形神社
約1300年前、孝徳天皇の時代に創建されたと伝えられています。本殿・中宮(なかのみや)・拝殿と荘厳な姿が静粛な空気と溶け合っています。建造物の装飾彫刻は日光東照宮の彫刻を源流とする江戸時代後期の特徴があるものです。
境内には、昭和34年の国宝姫路城の大修理の際に天守閣の心柱とするため、笠形神社のご神木であった檜がこの地より運ばれました。今、兵庫県中学校道徳副読本「心かがやく」の中で「運命の木」として紹介されています。
〇見晴らし台
笠形神社からはじめて視界が広がり、「見晴らし台」に出ます。眼下には地元の村が広がり、夢前町方面が見渡せます。
景色を眺めるには丁度良い岩があります。天気の良い日なら、左手の山並みの向こうに明石海峡大橋の架橋が
うっすらと見えるかも・・・。
ベンチがあるので、ちょっと一休み。
〇丸太の階段
約450段の丸太の階段が続きます。素晴らしい景色を背に、ひたすら登りましょう。
春には、ちらちら見えるピンク色の「小葉の三つ葉つつじ」も楽しんでください。
途中で岡部川の水源も見ることができます。
〇笠の丸
東屋があり小休止。春には、「小葉の三つ葉つつじ」が生い茂り、一面ピンク色に染まります。笠形山頂上までもう一息です。少し下ってから、頂上をめざします。
ここにお手洗いがありますが、ごめんなさい・・・。使用するには勇気がいります。
〇山頂
標高939mです。山頂からの眺めは北に但馬・丹波の連山を、南に瀬戸内海を一望できます。春には、頂上付近から「アカヤシオ」の花をみることができます。
頂上には、休憩するところが2箇所とベンチがあります。360度のパノラマを楽しみながら、ゆっくり休んで下さいね。
〇鹿ヶ原
今回は、笠の丸から仙人滝コースへ進路をとります。歩きやすい整備された道を行くと、杉林の中のうす暗い道が続きます。視界が開けて明るくなる辺りが「鹿ヶ原」です。
陽当たりもよく風が通って気持ちの良いところです。
木に巻きつけてあるピンクのリボンを目印にして、下山してくださいね。
〇ほうらい岩
登山道から少し外れて20mほど下ると、「ほうらい岩」に着きます。道は少々急ではありますが、是非一度見てもらいたい名所のひとつです。
ほうらい岩は、中国の伝説で東の海にあって仙人が住むという「蓬莱山」から名づけられたようです。
山の斜面に突き出た巨岩の上はほぼ水平で畳三畳ほどの広さです。下を見下ろすとほぼ垂直に20~30mほど落ちていて少し足がすくみますが、そこからの眺めはすばらしいです。
〇仙人滝
今から約300年前、享保12年に姫路城主榊原式部大輔が雨乞祈願のため領内から千人の百姓を参拝させたことから「千人滝」、また、古来より仙人(天狗)が住むと伝えられていたことから「仙人滝」と呼ばれるようになったそうです。滝の落差は35mです。
水の音をききながら、ひと休み。 沢を渡って左へ進路をとり、また少し登ってから下ります。
〇仙人滝登山口
お疲れ様でした。下りてきましたよ。 登山口の扉は閉めて帰って下さいね。
ここから村の中を通って笠形山登山用駐車場まで、あと一息です。帰り道、石垣の棚田をみることができますよ。笠形山のふもとの村の風景も楽しんでください。
ここにも駐車場がありますので、登りも下りも仙人滝コースの方はここに駐車されるのが便利です。